Rのアップデートの手順はこれがいいはず
Rのアップデートをする際、本体は、新しいバージョンのRをダウンロード/インストールしちゃえばそれで終わるんだけど、パッケージはいろいろやり方があるみたい。
Rの本サイトのQAにも、『それは好みだぜ』って書いてある。
本サイトのQAでは、
1.新しいバージョンをインストール
2.古いバージョンのlibrary配下を新しいバージョンのlibrary配下にコピー
3.Rからupdate.packages実行
を行う人が多いってのこと。だからこれでいいんだと思う。
確かにパッケージのアップデートで検索していると、
update.packagesを使っている人が多い。
でもupdate.packagesの引数が結構ばらばら。
個人的には
update.packages(dependencies = TRUE,type = "win.binary", ask = FALSE,contriburl = "https://cran.r-project.org/bin/windows/contrib/X.X/")
これが一番ベスト。
・dependencies = TRUE で依存関係のパッケージもアップデート
・type = "win.binary" でWindowsのものをダウンロード(これがないと、なぜかtar.gzのファイルをダウンロードしてくるものもあった。tar.gzだけバージョンが高いとそれを持ってきてしまうようだ。)
・ ask = FALSE いちいちアップデートしますか?を聞いてこない
・contriburl = "https://cran.r-project.org/bin/windows/contrib/X.X/" アップデート対象のパッケージ一覧のurlを記入。
contriburlを指定したほうが、どれがどのバージョンになるか把握しやすい。
また、あえて最新のRにしないときは、これを指定しないとパッケージだけ最新のにしようとして、でもRは最新じゃないからパッケージも最新にしないよーってなるパッケージもあった。
contriburlはそのディレクトリの@Readmeに記載のあるRのバージョンに対応しているから、そこから確認。導入するRのバージョンにあったcontriburlを指定すればちゃんと全部アップデートされると思われ。
追記:なんかどうやら、新しいパッケージがサイト上にあるのに、update.packagesをしてもひっかからないものがあるようだ。matrixパッケージとか。こうなったらlibraryフォルダと、contriburlのリストを比較しないとみつけられない。。。